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03.08



知らない背景の中に
いろんな物語が詰まっている。

聞いてみないとわからないことだけど、
想像してみるのも面白いと思う。

いろんな場面でバランスを取りながら、
今という進行形を作り続けている。



IMG_0698_convert_20220307150534.jpg
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春の陽気にうってつけの、
清々しいネイビーのバッグ。

きめ細かくしなやかで、
風合いのある牛革は、
小さくきゅきゅっと軋む音がして、
なんともウキウキしてしまいます(*^^*)



革を鞣すのに、
クロム鞣しとタンニン鞣しとあるのですが、
それぞれ長所短所があります。

クロム鞣しは化学薬品染めなので、
短時間でどんな色にでも染まるのと、
柔らかさを出すのに適していますが、
革本来の風合いに欠けます。

IMG_0703_convert_20220307150553.jpg

タンニン鞣しは植物の渋とオイルで染めるので、
時間がかかるのと染まる色が限られます。
ちょっと重くなりますが、
革の風合いのあるはよく出ます。

このバッグの革は、
クロム鞣しとタンニン鞣しの両方の
いいとこどりをした技法で作られています。

IMG_0581_convert_20220227140232.jpg

革をなめす段階は数段階あるのですが、
この場合でざっくり申し上げますと・・・

初めにクロム鞣しで柔らかくした後、
クロム成分を革の柔らかさを保つギリギリラインまで抜き取ります。

クローム鞣しで柔らかく形状記憶状態になってるところに、
タンニン鞣しでオイルをふんだんに入れ込んで、
風合いを出しています。

なので、軽くて風合いがあるのです。
もちろん、経年変化も楽しみな素材なんです。

IMG_0695_convert_20220307150515.jpg

クロムをギリギリラインまで抜き取ることや、
タンニンオイルの調整は、
タンナーさんの素晴らしい技術です。

ベルトに使ってる厚口のヌメ革が、
いいアクセントになっています。




表向きの事だけみて、
背景はスルーしてしまいがちです。

大きい小さいにかかわらず、
長い短いにかかわらず、
今あるものには背景という歴史も
ストーリーもあるのです。

特に今回のように『柔らかい牛革』とだけで
話が終わってもいいのかもしれませんが、

どうして『革=重い・硬い』が、
『革=軽い・柔らかい』が実現しているのか?とかを考えてみると、
計り知れない挑戦を感じずにいられません。

見えない、見れないといった、
継続されたお仕事の中で作られた鞣しの技術を、
ちょっと覗いてみると、
ちょっと想像してみると、

本当にいろんな人の手から手へわたり、
一つのバッグが作られてるんだなぁと、
言葉にならない思いがいっぱいになります。

時代は、環境は、変わってしまうけど、
良いものは良いということは変わらない気がします。

それに流行とか縁起とか付けられないと思います。

そういうものをお渡しできればと思います。




明日、3月9日(水)は、
店休日です。


よろしくお願いいたします。



【問】
●創作屋
延岡市安賀多町3-6-6 赤松ビル1F
0982-33-6659
◇HP:sosakuya.com


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