モスグリーンという地味な色を
初めに覚えたのはセーターだったと思う。
何の変哲もない中太の毛糸のセーターで、
ちょこんと中に着たシャツの襟が出るくらいの
丸首セーターだった。
小学生の頃だったと思う。
高学年だったと思う。

b.stuff
当時の私にとって、
そのセーターのモスグリーンは、
ため息の出る色だった。
はしゃぎようのないカラートーンに、デザイン。
はしゃげないほどのため息を覚えた小学生の私。
仕方なく、そのセーターとともに、
成長の一部分を過ごした。
このセーターのせいではないと思うけど、
幼い頃から見かけは落ち着いて見られてた。

私にとっての『落ち着いて見える』とは、
大人びていると言うよりも『老けてる』というニュアンスが強く、
正直、嬉しくない言葉。
嬉しくないんだけど・・・嬉しくなかったんだけど・・・
このモスグリーン、
私が頻繁に使う色です。
自然と手に取る色。。。なんです。

おそらく、このモスグリーンは、
私にとって『しっくりくる』んでしょう。
私にとっては黒よりも使いやすく、
何にでも合わせられるオールラウンダーな色です。
なので、私にとっては落ち着く色であります。
ん???結局、落ち着いてるんですよね?私!
何言ってんだろう~と思って、
商品タグを見てみたら、
この色は『ディル』。ハーブの色です。
勝手にモスグリーンで話を進めてしまいましたが、
しなやかな馬革でつくられたこのバッグ、
使用していくうちにワックスの張りがこなれていき、
布地のようにしなやかに馴染んでくると思います(*^^*)
色ももちろん、『落ち着いて』くること間違いなしです。
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