私は本を読むことが、好きだ。
どこかへ出かけるときには、
読みためてた本を持っていくし、
出かけ先で手にすることも多い。
しかし、身近に本を手にするわりには、
残念ながら本の紹介ができるほどではない。
私は、『人様に』ではなく『自分に』読んでるから。
本も、絵本も。
自分に響く言葉を見つけたくて、
ただただ、作家の文章癖とストーリーに従って
活字をたどっている。
なので、ジャンルの選り好みがない。

beau dessin
本の筋書きをたどったり、
本の言わんとすることを理解しようと、
躍起になって読みふけることもあるが、
結局は、その時々の自分の心に『響く言葉』を
探し求めてるんだと思う。
本の中に共感できる居場所を探してる。
本を読むことは、自分探しがやりやすい環境を、
いつも持ち歩いてるようなものだ。

その時々で違うのだけれど、
共感できる一言を見つけると、
その後何度となく反芻してる。
反芻するごとに、
本の一言が自分の言葉に変化していく。
本の内容とは別の道を歩いてく。
本という枠から出た言葉が、
私のフィルターを通して別人格になり、
私の発する言葉によって、
誰かに響き、広がっていく。
そんな言葉の発見と展開が面白くて、
本を読むことがやめられないんだと思う。
バッグを持つことにも似ている。
もう一つ、本を読むことが好きな理由がある。
『かっこいいから』
少し不純な理由かもしれないが、
かっこつけを楽しむのは、
何もファッションだけじゃなくてもいい。
かっこつけの読書家。
もちろん、かっこいいブックカバーをかける。
あたりまえの法則 (*^^*)
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