トラディショナルな関係は好きだ。
今までの過程に敬意をはらいつつ、
それらを元に、新たな試みに挑む。
だから、伝統は生きる。
だから、未来が生きる。

moquip
スカラップ・・・裾広がりのほたて貝のようなデザイン。
製品後染め加工なので、
色ムラと素材のねじれ・ひねりが、
スカラップデザインに動きを加えてる。
ヌメ革の状態を、グレーに染めています。

この大きさの、このデザイン、
斜めがけにはうってつけです。
しばらく使って、革が馴染んでくれると、
ボディバッグのように体にフィットしてくれます。
ショルダーベルトを短めにして斜めがけがおススメです(^^)
今日、モキップのデザイナーさんと電話で話すことがあって・・・
廃盤になる『部品』についての話となりました。
とあるバッグに使われる小さな部品が廃盤となり、
そのバッグも(部品のあるなしにかかわらず)生産終了となるのですが、
その部品、部品としての役割は・・・代役も可能。。。なんだそうです。
でも、その部品のカタチが面白くて・・・使ってたんだそうです。
私もそのバッグは愛用していますが、
その金具のフォルムが気に入っておりました。
『いいな』と思うものが、なくなっていく。
今の世の中は、結構そう。
私はどちらかというと、アナログな性格も手伝ってか、
不便を楽しむ方が好きだ。
新しいものも新鮮だけど、
不便を工夫して身に着けたほうが、
私らしい気がする。
人との出会い、会話、いわゆるコミュニケーションは、
人見知りな私にとって・・・得意分野ではないけれど、
こういうのもなくなっちゃうと、いやだな~と思います。
人見知りな私にでも、コミュニケーションを上手く取る方法はある。
そう信じて、毎日店に立つ。
いいものを作ってくれる人がいて、
それらの素敵なところをいろんな方々に紹介できるように。
そんなシンプルな窓口でありたいです。
スポンサーサイト
| HOME |