私にとってのペイズリー柄というもの、
実は最近歩み寄った柄です。
と言いますのも、
模様の由来は母体樹や葉っぱ、生命の表れなどなど様々なのですが、
私が初めてペイズリー柄を目にしたとき言われたのが
『ゾウリムシ』だったから。。。
『ゾウリムシって、外国ではそんなにリスペクトされるのか?!』と、
幼心に思った記憶があります。

それから中学生の頃だったかと思いますが、
兄弟では下っ端でお下がりばかり。。。
という私に、ある日。。。
滅多に新品の服を買ってくれない両親が、
私のために、私のためだけの、
セットアップの服を買ってきてくれたのでした。
大きいスパンの紺色のコーデュロイの、
ショートパンツとブルゾンのセットアップ。
その服の裏地が、
スカーフのようなテカテカ生地にペイズリー柄でした。
中学生の私は、
ちょうどかっこいいジーンズが欲しかったんです。
ジーンズに白シャツ。。。それでよかったんです。
しかしながらそれは、、、
わかりやすく言えば、
トラッドじゃなくてイケイケな服でした。
買ってもらって申し訳ないのですが、
コーデュロイはがんばるとしても、
なぜ裏地がテカテカなゾウリムシなのか・・・
両親の東京土産だったと思います。
東京って、そうなの?と、
理解に苦しみ非常に複雑な心境でした。

しかし、私もこの仕事でファッションに触れることにより、
少しづつではありましたが、
理解するようになりました。
『イケイケ=ペイズリー柄』ではなく、
『トラッド=ペイズリー柄』という風に。
突き詰めていけば、
インド文明くらいからある模様だそうですので、
ゾウリムシ・プランクトンレベルで、
生命の象徴で尊い模様だと思っています。
少しずつ、こういったトラッドな模様が好きになり、
似合うようになってきてる自分がいます。
バンダナにあるようなアメリカンなペイズリー柄よりも、
スカーフやジャケットの裏地、
家具の裏張りにあるようなペイズリー柄が好みです。
年齢を重ねることにファッションのいわれを理解し、
楽しみを味わっているところです。

beau dessin
艶やかなナイロン生地に、
落ち着いたペイズリー柄がクラシカルなバッグたち。
ナイロンだけどカジュアルになり過ぎず、
『バッグ』『カバン』としての重厚感があります。
カジュアルスタイルの締めくくりとして、
素敵な役割を担ってくれるバッグたちです。
いつもブログにお付き合いくださって、
感謝しております。
いかがでしたか?
今日はちょっと書き方変えてみました。
(*^^*)
なんとなくですが、
今までは、
冒頭に(妙な)ポエム、
次に商品説明、
終わりにエッセイと、
ブログのパターンを決めて、
ずーーーっと書き続けていましたが、
なんとなく
変えてみることにしました。
商品内容ももちろんいたしますが、
ちょっとエッセイ部分が多くなるかと(笑)
変わらずお付き合いくださると嬉しいです。
今後とも、
よろしくお願いいたします。
【問】
●創作屋
延岡市安賀多町3-6-6 赤松ビル1F
0982-33-6659
◇HP:sosakuya.com
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古いものを見直す。
好きなものを見直す。
出会ったころと変わらない姿なのに、
とびきり新鮮な発見があったりする。
そひて再び、
古いものに憧れを持ち、
好きなものに愛着を持つ。

beau dessin
植物の渋(タンニン)で染めるハンプは、
天然素材特有の微生物の働きで、
自然な色むらが見られます。
同じくベベジタブルフルタンニンレザーの、
ワイン色のヌメ革は、
ポリフェノールを思わせます。。。
ベースのカーキ色のハンプと、
革のワイン色のバイカラーは、
カジュアルスタイルに重厚感を加えます。

口折れのトートバッグは、
A4がゆっくり入るサイズで、
口折れ部分をゆるりとたるませたシルエットも、
一泊ほどの荷物をたっぷり入れたシルエットも、
かっこよく決まります(*^^*)

A4バッグでこんな風なクラシカルなスタイルだと、
肩ひじ張らずに楽しめると思います。
アウトラインにワイン色のヌメ革があしらってあって、
色と素材のコントラストが素敵なバッグです。

ころんとした2WAYショルダーは、
ふんわり膨らみがあるので、
見た目以上に物が入ります☆
チラッと見える底マチのパイピングのワイン色も、
さりげないアクセントですね(*^^*)

ショルダーベルトを一重にしたり二重にしたりと、
その時の気分や雰囲気に合わせて、
楽しんでいただけると思います。
ちなみに、
カッチリした雰囲気を主張するときは短く、
ラフな雰囲気を主張する時は斜め掛けで長く。。。とか。

クラシックな雰囲気がかっこいい。。。
使うごとに味わい深くなってくる、
楽しみのあるバッグです。
カタツムリペースで進む、
先の見えない自宅DIY。
古い家を、どうよみがえらせようか???
というより、
住める範囲で
どう体裁よく整えようか???
と考えることが、
日課となっています。
そのために、
いろんなものを処分しましたが、
『使わないだろうけど気に入っている』というものがあります。
いびつに歪んだ一枚板と、
何段も入れるところがある錆びた工具箱×2、
使い方がわからない地味な火鉢。
中でも最近、
私との距離が縮まったのが『地味な火鉢』です。
もう初夏を迎えるのに、
火鉢の話(笑)
どのようなものかと言いますと・・・
円形のもので大型(それだけで邪魔)、
回りぐるりが円テーブルのようになってて、
ちょっとした食器を置けます。
色は・・・どっぷり茶色。
デカデカ陶器です。
どう考えても粗大ごみなので、
粗大ごみシールを買おう買おうと思ってて、
シール買ったはいいけど、
大きさと重さにゴミステーションに持って行けずにいました。
そのうち誰かに手伝ってもらって、
処分しようと思ってたら・・・
この間購入した本の写真の中に、
なんともおしゃれな佇まいを見せていた火鉢を発見し、
(本の写真のものとはずいぶん違うけど)
火鉢の良さを再認識したのであります☆
火鉢、いいじゃん。
私、寒がりで、火が好きじゃん。
火鉢を知らずして、捨てちゃいけない気がしてきました。
今年の冬は、火鉢です。
火鉢を据えられるよう、
部屋をどうにかこうにか設えて、
『モチを焼く』。。。ぜんざい作ろ。。。
夏の間は、
歪な板を天板にしてコーヒーテーブルにしよう。
冬になったら、
工具箱に備長炭を常備しておこう。
換気を忘れずにね。
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バッグとかばん。
ざっくり言えば同じだけど、
バッグは『おしゃま』で
かばんは『わんぱく』。
バッグは『見せるもの』で
かばんは『運ぶもの』。
バッグとかばんって、
面白い性格の道具です(*^^*)

beau dessin
商品が届いて箱を開けた瞬間・・・
ほわぁ~~~と漂ったタンニンの香り。
きめ細かい牛革を丁寧に鞣したいい香りの、
ボストン型トートバッグ。
クラシックでわんぱくなデザインが素敵です(*^^*)

うっすらとうっすらと、
革の素肌にある筋やシワが見える、
透明感ある染め。
使い始めはコシがありますが、
滑らかになること間違いなしです(*^^*)

しっかり時間をかけて鞣したオイルレザーは、
賑やかな派手さはなくとも、
独特な貫禄があるバッグになります。
こんなバッグを持っていたら、
日常の一つ一つを丁寧に過ごしたくなります。
数年後を楽しみにしながら(*^^*)
ふと。。。ふと、語源を調べてみました。
『かばん』の語源を。
いろんな説がありますが、
気に入ったのは『文書を運ぶためのもの』ということ。
むかしむかしは、
もちろんSNSもなければ電話も郵便もないですよね。
人の手で言葉を伝えてた時代。
しかし、誰しもが出来ることではなくて、
権力者が国王に伝達するくらいのこと。
その大事な文書を入れるモノが、
バッグ(かばん)の元々の役割だったとか。
布地よりも丈夫な素材として革は重宝で、
しかもショルダーバッグだったので、
柔らかく鞣された革が使われたのだそう。
今は文書を運ぶためではなく、
自分のお気に入りの日常品や、
目的に応じて必要なものを入れてますが、
大事なものを持ち運ぶという事には、
変わりないのです。
時代が変わっていき、
ハンドバッグやクラッチバッグなど、
装飾品としての役割も出てきて、
バッグ(かばん)も生活の中で
幅広く活躍するようになっている今、
そんなルーツを垣間見てしまうと、
バッグの中身や素材も
気にしたくなってしまう(*^^*)
このご紹介したバッグは、
かばん的要素が強い気がするので、
私には『わんぱく』に見えます(笑)
知恵と好奇心を詰め込んで、
どこまでも持って歩きたいな。
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新しいものを生み出すことは
古いものを理解していることで
新しいことを行うことは
古くからの成り立ちを重んじることで
その新しい物事もしばらく経てば
古いことの部類になってしまうわけで
だったら何か役に立つ物事をと
思ってしまいます

beau dessin
さてさて。
ここは年齢がわかるところ(笑)
『マディソンスクエアガーデンバッグ』って、
わかりますか?
マディソンバッグ(*^^*)
今は見ないけど、懐かしい・・・

そんなマディソンバッグのようなカタチをした、
シュリンクの効いた牛革のバッグ。
何とも言えないクラシックな雰囲気と、
深みのあるブラウンが素敵です~。

とても軽い牛革なので、
日常使いはもちろんですが、
ちょっと一泊に便利です☆
クルマも好きなんですが、
いつか身軽に電車の旅をしてみたい。。。

使う場面をあれこれ想像できるバッグに出会うと、
楽しいですよね?
何を入れようか?
どこに行こうか?
コーディネートやシチュエーションを考えるだけで、
わくわくします。
シンプルなのですが、
そんなわくわくした気持ちを
いっぱい詰め込めそうなバッグです。
毎朝清々しく起床することが、
毎日の目標であります。
私の朝の日課は、
チャトラン(猫)で始まりますので、
おかげさまでクリアされてると思います。
清々しく起きるために、
夜は早く寝て、
夜早く寝るために、
次の段取りを整え、
次の段取りを整えるために、
整理整頓をしておく。
つまりは単純作業の連続です。
この連続が少々の変化はあれど、
滞りなく流れていれば、
何かアクションを起こすときに、
すすすーーーーっと行くんですよね(*^^*)
今朝がた読んだ本に、
ものすごく腑に落ちた節があって、
何気ないことにものすごく感動しました。
なんて書いてたのか聞かれても、
一言で言えないけど(笑)
『俳句の作りよう』 高浜虚子 の、
後半の一節。
俳句詠まない方も是非読んでほしいです。
読んで、また新たな想像が膨らみました。
15個くらいに!
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夏の日差しを浴びて
真っ黒に焼けた肌の色
雪解け水が混じった
ぬかるんだ泥の色
生気を帯びた
深い深い色

beau dessin
シュリンクの細かい反射が
とてもきれいなバッファローカーフ。
日焼けしたような赤茶褐色が、
どことなく懐かしいような雰囲気があります。

とても柔らかいので、
持った時の革のしなり具合に、
良い表情があります。
色からして重厚感あるのですが、
持つと驚くほど軽いんです(*^^*)

きめ細やかな独特なシュリンク(しわ)は、
革本来の表情が浮かび上がってるもの。
この一つひとつがないと、
柔らかさもないし、
経年変化も育たない。

A4が入るほどの大きさで、
マチ幅がゆっくりあるので、使いやすいです☆
2WAY になるのも嬉しいですね(*^^*)
軽いので旅行などにも持ってこいですね(*^^*)

とにかく、色が気に入っております。
クラシカルな雰囲気を持った、赤茶褐色。
スタンダードだけど、どことなく色気を感じる色。
光線の具合によっては、
コゲチャに見えたりワインに見えたり、
季節や流行にとらわれない、
奥深い色だと思います。
革って、良いよな~と思う色です。
『グッとくる』とか『ドキッとする』
『ハッとする』とでも言いましょうか、
隠れた魅力を垣間見ると、
そう思ってしまいます。
私の大先輩の言葉を借りれば、
『おしゃれというものは、何でも色がないと、ダメ。』
ということだと思うのです。
色というのは、カラーじゃなくて『色気』という意味。
魅力に限りなく近い意味だと思っています。
色気という一種のワガママ要因が、
見せ方によっては魅力となると思います。
ワガママ要因というのか、
『素』の部分と言いますか、
そんなところがチラッと見えるだけで、
グッと何かを感じるのは事実。
その人らしさが見える瞬間、
その人らしさを見せる瞬間、
色気を感じるんだと思います。
おしゃれでもなんでも、
そんな『ハッとする瞬間』に、
魅力を感じますね(*^^*)
もっといい事言いたいけど、
思いつきません。
今日は・・・
ミニオンの怪盗グルーみたいな恰好になってるし。
ごめんなさい(笑)
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