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05.21



私にとってのペイズリー柄というもの、
実は最近歩み寄った柄です。

と言いますのも、
模様の由来は母体樹や葉っぱ、生命の表れなどなど様々なのですが、
私が初めてペイズリー柄を目にしたとき言われたのが
『ゾウリムシ』だったから。。。

『ゾウリムシって、外国ではそんなにリスペクトされるのか?!』と、
幼心に思った記憶があります。




それから中学生の頃だったかと思いますが、
兄弟では下っ端でお下がりばかり。。。
という私に、ある日。。。

滅多に新品の服を買ってくれない両親が、
私のために、私のためだけの、
セットアップの服を買ってきてくれたのでした。

大きいスパンの紺色のコーデュロイの、
ショートパンツとブルゾンのセットアップ。

その服の裏地が、
スカーフのようなテカテカ生地にペイズリー柄でした。

中学生の私は、
ちょうどかっこいいジーンズが欲しかったんです。
ジーンズに白シャツ。。。それでよかったんです。

しかしながらそれは、、、
わかりやすく言えば、
トラッドじゃなくてイケイケな服でした。

買ってもらって申し訳ないのですが、
コーデュロイはがんばるとしても、
なぜ裏地がテカテカなゾウリムシなのか・・・

両親の東京土産だったと思います。

東京って、そうなの?と、
理解に苦しみ非常に複雑な心境でした。

IMG_3170_convert_20230521125312.jpg

しかし、私もこの仕事でファッションに触れることにより、
少しづつではありましたが、
理解するようになりました。

『イケイケ=ペイズリー柄』ではなく、
『トラッド=ペイズリー柄』という風に。

突き詰めていけば、
インド文明くらいからある模様だそうですので、
ゾウリムシ・プランクトンレベルで、
生命の象徴で尊い模様だと思っています。

少しずつ、こういったトラッドな模様が好きになり、
似合うようになってきてる自分がいます。

バンダナにあるようなアメリカンなペイズリー柄よりも、
スカーフやジャケットの裏地、
家具の裏張りにあるようなペイズリー柄が好みです。

年齢を重ねることにファッションのいわれを理解し、
楽しみを味わっているところです。


IMG_2798_convert_20230401142147.jpg


beau dessin

艶やかなナイロン生地に、
落ち着いたペイズリー柄がクラシカルなバッグたち。

ナイロンだけどカジュアルになり過ぎず、
『バッグ』『カバン』としての重厚感があります。

カジュアルスタイルの締めくくりとして、
素敵な役割を担ってくれるバッグたちです。





いつもブログにお付き合いくださって、
感謝しております。

いかがでしたか?
今日はちょっと書き方変えてみました。

(*^^*)
なんとなくですが、

今までは、
冒頭に(妙な)ポエム、
次に商品説明、
終わりにエッセイと、

ブログのパターンを決めて、
ずーーーっと書き続けていましたが、

なんとなく
変えてみることにしました。

商品内容ももちろんいたしますが、
ちょっとエッセイ部分が多くなるかと(笑)

変わらずお付き合いくださると嬉しいです。

今後とも、
よろしくお願いいたします。





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延岡市安賀多町3-6-6 赤松ビル1F
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04.23



古いものを見直す。
好きなものを見直す。

出会ったころと変わらない姿なのに、
とびきり新鮮な発見があったりする。

そひて再び、
古いものに憧れを持ち、
好きなものに愛着を持つ。





beau dessin

植物の渋(タンニン)で染めるハンプは、
天然素材特有の微生物の働きで、
自然な色むらが見られます。

同じくベベジタブルフルタンニンレザーの、
ワイン色のヌメ革は、
ポリフェノールを思わせます。。。

ベースのカーキ色のハンプと、
革のワイン色のバイカラーは、
カジュアルスタイルに重厚感を加えます。

IMG_3033_convert_20230416172604.jpg

口折れのトートバッグは、
A4がゆっくり入るサイズで、

口折れ部分をゆるりとたるませたシルエットも、
一泊ほどの荷物をたっぷり入れたシルエットも、
かっこよく決まります(*^^*)

IMG_3022_convert_20230416172434.jpg

A4バッグでこんな風なクラシカルなスタイルだと、
肩ひじ張らずに楽しめると思います。

アウトラインにワイン色のヌメ革があしらってあって、
色と素材のコントラストが素敵なバッグです。

IMG_3028_convert_20230416172542.jpg

ころんとした2WAYショルダーは、
ふんわり膨らみがあるので、
見た目以上に物が入ります☆

チラッと見える底マチのパイピングのワイン色も、
さりげないアクセントですね(*^^*)

IMG_3024_convert_20230416172454.jpg

ショルダーベルトを一重にしたり二重にしたりと、
その時の気分や雰囲気に合わせて、
楽しんでいただけると思います。

ちなみに、
カッチリした雰囲気を主張するときは短く、
ラフな雰囲気を主張する時は斜め掛けで長く。。。とか。

IMG_3026_convert_20230416172519.jpg

クラシックな雰囲気がかっこいい。。。

使うごとに味わい深くなってくる、
楽しみのあるバッグです。





カタツムリペースで進む、
先の見えない自宅DIY。

古い家を、どうよみがえらせようか???
というより、

住める範囲で
どう体裁よく整えようか???
と考えることが、
日課となっています。

そのために、
いろんなものを処分しましたが、
『使わないだろうけど気に入っている』というものがあります。

いびつに歪んだ一枚板と、
何段も入れるところがある錆びた工具箱×2、
使い方がわからない地味な火鉢。

中でも最近、
私との距離が縮まったのが『地味な火鉢』です。

もう初夏を迎えるのに、
火鉢の話(笑)

どのようなものかと言いますと・・・

円形のもので大型(それだけで邪魔)、
回りぐるりが円テーブルのようになってて、
ちょっとした食器を置けます。

色は・・・どっぷり茶色。
デカデカ陶器です。

どう考えても粗大ごみなので、
粗大ごみシールを買おう買おうと思ってて、
シール買ったはいいけど、
大きさと重さにゴミステーションに持って行けずにいました。

そのうち誰かに手伝ってもらって、
処分しようと思ってたら・・・

この間購入した本の写真の中に、
なんともおしゃれな佇まいを見せていた火鉢を発見し、
(本の写真のものとはずいぶん違うけど)
火鉢の良さを再認識したのであります☆

火鉢、いいじゃん。
私、寒がりで、火が好きじゃん。
火鉢を知らずして、捨てちゃいけない気がしてきました。


今年の冬は、火鉢です。

火鉢を据えられるよう、
部屋をどうにかこうにか設えて、

『モチを焼く』。。。ぜんざい作ろ。。。

夏の間は、
歪な板を天板にしてコーヒーテーブルにしよう。

冬になったら、
工具箱に備長炭を常備しておこう。

換気を忘れずにね。





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11.21




バッグとかばん。

ざっくり言えば同じだけど、

バッグは『おしゃま』で
かばんは『わんぱく』。

バッグは『見せるもの』で
かばんは『運ぶもの』。

バッグとかばんって、
面白い性格の道具です(*^^*)





beau dessin

商品が届いて箱を開けた瞬間・・・
ほわぁ~~~と漂ったタンニンの香り。

きめ細かい牛革を丁寧に鞣したいい香りの、
ボストン型トートバッグ。

クラシックでわんぱくなデザインが素敵です(*^^*)

IMG_2329_convert_20221114165857.jpg

うっすらとうっすらと、
革の素肌にある筋やシワが見える、
透明感ある染め。

使い始めはコシがありますが、
滑らかになること間違いなしです(*^^*)

IMG_2332_convert_20221114165915.jpg

しっかり時間をかけて鞣したオイルレザーは、
賑やかな派手さはなくとも、
独特な貫禄があるバッグになります。

こんなバッグを持っていたら、
日常の一つ一つを丁寧に過ごしたくなります。

数年後を楽しみにしながら(*^^*)






ふと。。。ふと、語源を調べてみました。
『かばん』の語源を。

いろんな説がありますが、
気に入ったのは『文書を運ぶためのもの』ということ。

むかしむかしは、
もちろんSNSもなければ電話も郵便もないですよね。

人の手で言葉を伝えてた時代。
しかし、誰しもが出来ることではなくて、
権力者が国王に伝達するくらいのこと。

その大事な文書を入れるモノが、
バッグ(かばん)の元々の役割だったとか。

布地よりも丈夫な素材として革は重宝で、

しかもショルダーバッグだったので、
柔らかく鞣された革が使われたのだそう。

今は文書を運ぶためではなく、
自分のお気に入りの日常品や、
目的に応じて必要なものを入れてますが、

大事なものを持ち運ぶという事には、
変わりないのです。

時代が変わっていき、
ハンドバッグやクラッチバッグなど、
装飾品としての役割も出てきて、
バッグ(かばん)も生活の中で
幅広く活躍するようになっている今、

そんなルーツを垣間見てしまうと、
バッグの中身や素材も
気にしたくなってしまう(*^^*)

このご紹介したバッグは、
かばん的要素が強い気がするので、
私には『わんぱく』に見えます(笑)

知恵と好奇心を詰め込んで、
どこまでも持って歩きたいな。





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10.03



新しいものを生み出すことは
古いものを理解していることで

新しいことを行うことは
古くからの成り立ちを重んじることで

その新しい物事もしばらく経てば
古いことの部類になってしまうわけで

だったら何か役に立つ物事をと
思ってしまいます




beau dessin

さてさて。
ここは年齢がわかるところ(笑)

『マディソンスクエアガーデンバッグ』って、
わかりますか?

マディソンバッグ(*^^*)
今は見ないけど、懐かしい・・・

IMG_1949_convert_20221002130559.jpg

そんなマディソンバッグのようなカタチをした、
シュリンクの効いた牛革のバッグ。

何とも言えないクラシックな雰囲気と、
深みのあるブラウンが素敵です~。

IMG_1968_convert_20221002130655.jpg

とても軽い牛革なので、
日常使いはもちろんですが、
ちょっと一泊に便利です☆

クルマも好きなんですが、
いつか身軽に電車の旅をしてみたい。。。

IMG_1958_convert_20221002130619.jpg

使う場面をあれこれ想像できるバッグに出会うと、
楽しいですよね?

何を入れようか?
どこに行こうか?
コーディネートやシチュエーションを考えるだけで、
わくわくします。

シンプルなのですが、
そんなわくわくした気持ちを
いっぱい詰め込めそうなバッグです。






毎朝清々しく起床することが、
毎日の目標であります。

私の朝の日課は、
チャトラン(猫)で始まりますので、
おかげさまでクリアされてると思います。

清々しく起きるために、
夜は早く寝て、

夜早く寝るために、
次の段取りを整え、

次の段取りを整えるために、
整理整頓をしておく。

つまりは単純作業の連続です。

この連続が少々の変化はあれど、
滞りなく流れていれば、
何かアクションを起こすときに、
すすすーーーーっと行くんですよね(*^^*)

今朝がた読んだ本に、
ものすごく腑に落ちた節があって、
何気ないことにものすごく感動しました。

なんて書いてたのか聞かれても、
一言で言えないけど(笑)

『俳句の作りよう』 高浜虚子 の、
後半の一節。
俳句詠まない方も是非読んでほしいです。

読んで、また新たな想像が膨らみました。
15個くらいに!






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07.05




夏の日差しを浴びて
真っ黒に焼けた肌の色

雪解け水が混じった
ぬかるんだ泥の色

生気を帯びた
深い深い色





beau dessin

シュリンクの細かい反射が
とてもきれいなバッファローカーフ。

日焼けしたような赤茶褐色が、
どことなく懐かしいような雰囲気があります。

IMG_1422_convert_20220705164551.jpg

とても柔らかいので、
持った時の革のしなり具合に、
良い表情があります。

色からして重厚感あるのですが、
持つと驚くほど軽いんです(*^^*)

IMG_1412_convert_20220705164635.jpg

きめ細やかな独特なシュリンク(しわ)は、
革本来の表情が浮かび上がってるもの。

この一つひとつがないと、
柔らかさもないし、
経年変化も育たない。

IMG_1429_convert_20220705164507.jpg

A4が入るほどの大きさで、
マチ幅がゆっくりあるので、使いやすいです☆

2WAY になるのも嬉しいですね(*^^*)

軽いので旅行などにも持ってこいですね(*^^*)

IMG_1415_convert_20220705164615.jpg

とにかく、色が気に入っております。
クラシカルな雰囲気を持った、赤茶褐色。
スタンダードだけど、どことなく色気を感じる色。

光線の具合によっては、
コゲチャに見えたりワインに見えたり、
季節や流行にとらわれない、
奥深い色だと思います。

革って、良いよな~と思う色です。





『グッとくる』とか『ドキッとする』
『ハッとする』とでも言いましょうか、

隠れた魅力を垣間見ると、
そう思ってしまいます。

私の大先輩の言葉を借りれば、
『おしゃれというものは、何でも色がないと、ダメ。』
ということだと思うのです。

色というのは、カラーじゃなくて『色気』という意味。
魅力に限りなく近い意味だと思っています。

色気という一種のワガママ要因が、
見せ方によっては魅力となると思います。

ワガママ要因というのか、
『素』の部分と言いますか、
そんなところがチラッと見えるだけで、
グッと何かを感じるのは事実。

その人らしさが見える瞬間、
その人らしさを見せる瞬間、
色気を感じるんだと思います。

おしゃれでもなんでも、
そんな『ハッとする瞬間』に、
魅力を感じますね(*^^*)

もっといい事言いたいけど、
思いつきません。

今日は・・・
ミニオンの怪盗グルーみたいな恰好になってるし。

ごめんなさい(笑)





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創作屋(延岡市)のブログです(*^^*)素敵なバッグやアイテムをご紹介させていただきます。お店もブログも楽しんでいただけると嬉しいです。

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